星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムSEED」第8話

第8話「敵軍の歌姫」

私がこの話数で一番気に障ったのは、やっぱハロの扱いですね。
なんでハロが「おまえもなー」「おまえもなー」って連呼するんだろうと思って・・。何がショックってそれが一番ショックだよ。
三石琴乃のキンキン声も嫌だったけど、2チャン言葉を喋るハロって最悪だと思うんだけど、どうかなあ?

2チャン言葉ってネット上ではかなりの人が使うし、けっこう浸透しているような錯覚を起こすけど、まったく無関係の一般の人が普通に聴けば単に品の悪い言葉でしかないと思うんだけど? 少なくとも、あんまり耳障りのいい言葉づかいではないよね。
まあ、ネット上で使う人は、それを分かっていてわざとやっているんだろうけど、この場合、ものはハロだぞ。
「おまえ」「おまえ」ってお前なんかに言われたくないよ! と思っちゃうんだけど・・。

それと、やっぱハロが小さすぎるのは致命的というか、アニメの画面上ではちっとも目立たない。やっぱ富野ガンダムのハロの大きさって確かだったんだなあ、と改めて思った。あのぐらいの大きさがないとやっぱ動かし辛いでしょう。
一生懸命飛び跳ねていたけど、画面に入らなくてかわいそうなぐらいだった。
ああ、それに比べて「Vガン」のハロのかわいかったこと・・。何もかも皆、懐かしい・・・。しくしく・・。

それにしても、ここまで見ていてもナチュラルにおけるコーディネーターへの差別意識がよくわからない。

星界の紋章」の場合、もっとはっきりしていたじゃないか。今まで仲良くやってきた友達でも実はアーヴ貴族だとわかったとたん、冷たくなってしまうという構図。だからジントが「だけど、アーヴ貴族だって言ってたら、仲間に入れてくれたかい?」それに対して、クー・ドゥリンでさえ応えてくれないんだよね。

この場合、キラは今まで全然差別されていないし、みんなちゃんと仲間意識があるみたいなんだもの。
今回の話数では、一生懸命、差別意識を出そうとしていたけど、今まで仲良くやっていた様子を見せられているからあまり説得力がない。いきなり画面の色が変わって音楽がなるのもわざとらしすぎるんだけど。