■「ジョジョの奇妙な冒険・ストーンオーシャン」第15巻 荒木飛呂彦 集英社少年ジャンプコミックス
荒木作品は、いつもながら、どこか普通と一歩ずれた感覚がいいよね。
よもやカタツムリがサブリミナル効果で生み出されているものだとは、思いもよらなかったです。(苦笑)。こういう発想ってどこからでてくるんだろう?
毎度帯に書いてある文句と言い、常日頃から、世にあるありとあらゆるものに関して「共通点」や「つながり」を探しているんじゃないだろうか? というより、無理矢理でもつなげているような気がします。その姿は、作家として尊敬。立派です。
「人と人はなぜ出会うのか?」テーマとして言いたいことはそっちなんだろうけど、それを描くために「カタツムリのセックス」を持ってくるあたりが、なんかもう尋常じゃないよね。(^^);
しかし、その一方で考えさせられます。「この出会いに意味はあるのか?」
たとえば、私が書いた文章を誰かが読んだ・・そのことにすら、意味があるんでしょうか・・・?