星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「天使な小生意気」第18話

第18話「男の対決!武士と普通?!」

キャラクター配置として、一般読者に一番近い位置にいるのが、「藤木」なんだろうなあ・・と思う。
安田の変態ぶりにしろ、源造のバカぶりにしろ、小林の武士ぶりにしろ、それこそ漫画的に常軌を逸した作りになっている。
それぞれがそれぞれの立場で、開き直りに近い役割を演じているのを強調して見せた上で

「神様は不公平だ。なぜ、俺は普通に生まれ、普通にしか生きられないのか・・」と藤木の口を通して、問題提議しているわけだけれど
彼の出した結論は、「神様は元々不公平なんだ」ということだった。

他人をうらやむより、自分を自分として認めることからその一歩が始まる・・。

などと、難しいことを考えるよりも、素直に笑って楽しむ方が正解なんだろうなあ・・。>この作品。(^^)

特に、安田の眼鏡の下の素顔には吃驚だった。(大笑)
そんな顔に生まれておきながら、あえて変態の道を選んだ彼の生き方は、ある意味、尊敬に値する。すごいなあ。(感心した)