第１話「パワー・アップ！」
やっぱ一番のキモは、「思い上がるなよ、お茶の水・・」ですかねえ。影のように出てくる天馬博士がステキなんだわ。（＾＾）
それと、いい人のように見えるお茶の水博士の中にもマッドサイエンティストらしい影が見えること。
そういう人間心理の闇の部分をもっと描いてくれるなら、今後も見続けてもいいんですが、どうでしょうね？
第１話としては十分なクオリティを保ってくれて、よく動いたし、見応えもあったし、ストーリーもありがちなロボット救出もののわりには楽しんで見ることができました。
昆虫の形状をしたロボットたちの動きが面白いから、これなら子供にも受けるんじゃないかと思います。
今後の課題としては、やっぱ「きれいごと」にならないようにして欲しいと言うこと。手塚アニメというと、なんだか「文部省推薦」みたいな変なイメージがあるので。それから脱却して、もっともっと「ダーク」にして欲しいことと、あとはマンネリ化が心配かな？ 毎度毎度、アトムがロボットを助けてばかりいては、話が続かないでしょう。
アトムの意識の中に「トビオ」がいるというのは、アイディアですね。「火の鳥」みたいで期待できそうです。さて、どうなるか？
