星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「AIR」美凪編

■「AIR」美凪

美凪編のバッドエンディングだけクリアしていなかったので、先ほど終わらせました。しかし・・痛かったですね。
特に

「甘えるな」

の一言が・・。往人さん、きびしい・・・。(><)
あの状況下で、美凪にそういうことを言うか。しかし、この容赦なさが、「AIR」という作品の魅力なんでしょうね。しくしく・・。

つまり、一見、ハッピーエンドに見えるかのようなこのラスト。美凪はつらい現実から離れ(逃げて)、往人と共に町を出ることに成功する。そして、二人はこれからの人生を共に歩み、幸せに暮らすのだろう・・。

・・という、こんなめでたいラストに向かって、わざわざ「バッドED」だという設定にしてあるのが、この作品のすごいところなんですよ。(><)

この作品の真のEDは、登場人物たちがヒロインの死という最悪の結末を乗り越えた、さらにその先にあるわけだから。一見、アンハッピーにしか見えないような残酷なラストこそ、本当のEDだと主張してあるところが立派なんです。

そういう意味で非常に痛い作品でした。
予定としては、次に「Kanon」をプレイしてみたいと思ってます。アニメは見たけど、ゲームはやっていないのでね。さて、どんな話だか・・。