第11話「彼女の旅」
ある意味、あの原作をどうやって脚色するかという部分で勉強になるアニメですね。(^^);
後半の展開はオリジナル色が強すぎて、原作ファンとしては正直ちょっと引いちゃったけど、まあ、この世界にはこういうのもありでいいかな? と思えるところが、この作品の幅の広さでしょう。スタッフもいろいろ実験的な構成をためしているのね・・と言うか。
「彼女」という言葉で、いろんな人を表現して、最後にキノに戻っていく構成は好きです。ラストの余韻がいい味を出していたので、終わりよければすべて良し・・という感じで上手くまとめていたと思います。