第9話「弓を置くとき」
最終話「アブリアルの涙」
やっぱ、この監督はただ者じゃないというか、見事ですわ。
エクリュアの「ネコは嫌い」のセリフに「年老いるから」をつなげてくるところがいいなあ。
また、「全てのはじまりの地」としてレクシュ艦長の亡くなった場所に、クリューヴ王が先に来ているエピソードなど、上手くつなげてきたよね。
そうやって「死を悼むもの」の姿を濃厚に見せておいて、生死不明のジントのエピソードへとつなげていく。間に「紋章」や「戦旗」のエピソードも入れてくるところもファンサービスが効いているし。(^^)
そういう繋がりがこの作品は上手いなあ・・と思うのですよ。本数がない分だけ、エピソードに無駄がないよね。びしっと内容を詰め込んでいて、そのくせ全ての絵にテーマにつながる意味を持たせてある。
「紋章」で出会った二人が、こうして結ばれました・・という形にきれいにまとまって見えるので、もはや、続編は必要ないかも?
だから、原作の「戦旗3」が蛇足にしか見えないんだと思うよ。ところで、「戦旗4」はいつ出るんだろう? いっそ、時間軸を思い切りずらして、壮年のジントを出してくるぐらいでもいいと思うんだけどなあ。ラフィールだけは若いまま。(^^)
ジントとラフィールの子供たちがいてもいいと思うし? 同人誌でいいから誰かそういう世界を作ってくれないかな〜。と、無責任なことを書いて、星界シリーズについては、とりあえず、終わります。
うちの同人誌は・・・どうしようかな〜。検討中・・と言うことで・・。(逃げる)