第25話「もしも涙を流せたら」
一番悪いのは、セバスチャン博士じゃないか? という疑念が捨てきれない。自分の設計通りに街が作られなかったことに腹を立てた勢いで、不完全な薬をばらまいて植物を暴走させた。結果として、森は焼けるし、街も壊れるし、被害も甚大。
なんかそれを棚に上げて、すべて市長のせいにして、きれいにまとめようったって、いくらなんでも無理がありすぎるでしょう。
物語展開が無茶苦茶だ。どうしちゃったんだろうという感じでした。作画も妙に変だったし・・。このサブタイトルは、あるいはスタッフの声でしょうか?
手塚ファンとしては、こういう作品が手塚治虫だ・・とだけは思われたくないですね。(なんだか、そういう誤解がいっぱいありそうな気がして、それが悲しい・・。うう〜)
それにしても、納屋悟郎さんは歳をとったねえ。久しぶりに声を聞いたけど、本当にお爺ちゃんの声になっちゃって、役柄を無視しても、疲れた感じがする。無理矢理声を絞り出しているみたいな感じです。大物ゲスト声優と言うことで呼ばれたんだろうか? 懐かしかったけど、こんな役柄での出演は、ちょっと残念だったかもしれない・・。