27.「マリア様がみてる 黄薔薇革命」 今野緒雪 集英社コバルト文庫 評価★★★★
なんだか、懐かしい感じの少女マンガだなあ。という印象。
７０年代かと思っていたけど、もうちょっと新しいかも？ ８０年代の学園ラブコメ風かもしれない。（結構、その辺はテキトー。私だって少女マンガにそう詳しいわけではないので・・）（＾＾）；
・・・これは完全にラブコメなのね。単純に相手が少女同士と言うだけであって、どう見ても恋愛もの。恋愛ものなんだけど、友情との線をぎりぎり保っているみたいな感じかなあ？
あと、この文章のギャグのノリって、思い出したけど、氷室冴子にも近いものがあるかもしれない。なんだか、「なんて素敵にジャパネスク」の瑠璃姫がちらちら浮かぶんだけど・・。（＾＾）； そういう意味では、正統派のコバルト文庫と言えるのかもしれない。（←よくわからないけど・・）
女の子に百合ものというのは、確かに穴場だったのかもしれませんね。女性って、こういう「あこがれのお姉さま」って結構、好きだし・・。
なんだか、私にしては珍しく一気に読んじゃいました。面白かったです。
物語としては、どこかで見たような話なんだけど、少女同士というところがポイントなのかも？ 登場人物がみんな、りりしくてかっこよくて、よかったです。
