星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「プラネテス」第10話

第10話「屑星の空」

確かにヒューマンドラマ・・という言い方がピッタリくるような感じがしますね。明かされたユーリの過去。確かに、こういう過去を持つ人が、デブリ回収の仕事をしていてもおかしくないかも・・。

ギガルト先生のエピソードとつなげてきたのは巧いやり方。あと、「宇宙」と「死」はやはり無縁ではいられない・・というのを今回も見せてきました。そういう意味で、この作品は「死」や「別れ」といった重いテーマを上手く扱っているんだなあ・・という気がします。

各キャラクターの会話は、その人の個性を上手く出していて見事です。ハチマキのいらだちや、仲裁に入るフィーのタイミングや、口を濁すユーリなどが実にいい味を出しています。感心しました。