星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」

■徐克監督「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」

先日見た「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ 烈火風雲」はこの映画のパロディだということなので、本編を見てみました。

確かに、この映画を見てしまうと、この間の映画がいかに遊んでいたのかよくわかりますね。(あれが普通かと思っていたよ。苦笑。)

「武術では、銃には勝てない」
このセリフが印象に残りました。実際、物語全編を通じて、武侠アクションと銃との戦いが描かれているのだけれど、武侠の美しい動きに対して、人の命を無惨に奪っていく銃による攻撃はすごく汚いものに見えます。

それが中国を侵略しようとする欧米列強とリンクして、これも時勢だ・・という哀愁につながっていくのは、いかにもこの監督らしい感じです。
時代の流れに逆らおうとする男たちの悲哀がにじみ出ているみたいな?

さすがに「Gガン」の元になった作品ですね。

ワイヤーアクションは大迫力で、どうやって撮影したのか不思議です。香港の技術って本当にすごい。見応え満載で、面白かったです!

参考までに<A HREF="http://www.eurus.dti.ne.jp/~nemoto/pages/movie/ouatic1.htm" TARGET=blank>こちら</A>