88.「機動戦士クロスボーンガンダム・普及版」上巻 原作:富野由悠季 漫画:長谷川裕一 角川書店角川コミックエース 評価★★★★★
面白かったです。富野作品は、意外と漫画に向いているのかもしれませんね。この作者の独特の味とたまたま相性がよかったのかもしれないけど、非常に読みやすく、複雑な物語設定もわかりやすく読むことが出来ました。
正直、「Z」以降の「宇宙世紀」ガンダムシリーズは、設定の部分が難しくて今いちよくわからなかったんですよね。今、下巻を読んでいるけど、読み終えたら、改めて、「F91」や「Vガン」を見直してみようかな? 見えなかったものが見えてくるかもしれない・・。
富野セリフは、正直苦手で、早口で大事なことをしゃべっていても、ほとんど聞き逃してしまうので、漫画でセリフとして書かれているとじっくり読めるので助かります。
ガンダムシリーズでいつも木星がどうのこうの言っていたんだけど、木星に何があるのか、いくら見ても物語が語ってくれなかったので、こうして木星帝国として姿を現してくれたのは助かりました。続きが楽しみです。