星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「新選組!」第2話

第2話「多摩の誇りとは」

「多摩の国は多摩の者が守ってきた。それが多摩の誇りだ」

と言うセリフは、そのまま「日本国は日本人が守る。それが日本人の誇りだ」という言葉につながる。外国からの脅威が迫る中で、そうして立ち上がっていく若者たち。

一方で「侍になると言うことは、人を斬ること」にもつながる。
歳三を守るためだったとは言え、初めて人を斬ることになった勇の衝撃。

順序よく物語が進んでいき、登場人物にも感情移入しやすいので見ていても楽しいです。

燃えよ剣」を読んでいた身には、土方さんのイメージがかなり違うのでとまどうけど、この場合は近藤勇の物語だから、土方は後ろに一歩下がった感じで描いているんだろうなあ。しかし・・歳三を守るために人を斬った・・という設定になっているあたり、さりげなく腐女子サービスが効いてます。(^^);

初登場の永倉新八と原田左之介。登場シーンは少々マンガチックで、だからこそわかりやすいキャラクターとして印象に残った。

いろいろ異論はあるだろうが、現代版「新選組!」として新しく作り直すためには喜劇的な描写もアリでいいんじゃないだろうか?
私はこの作品を支持していきたい。続きが楽しみです。