星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「三丁目の夕日」第22回

第22回「胸にかがやく銀の星・風の中」

調べたら全27話みたいなので、放映も残すところあとわずかだけど、時間と都合が許す限り見ていきたい。もともとこういう話は大好きなのだ。(^^)

前回ほどのインパクトはなかったけど、今回もほのぼのとしたいい話が2編。

過激な言動の目立つお巡りさんが、「日本一犯罪の少ない街にいきたまえ」と三丁目に送られてくる。犯罪の起きない街で最初は苛立っていたお巡りさんだけど、三丁目の人々の暖かさに触れて、少しずつ心がほぐれてくるというストーリー。

どうもこの作品って「楽しいムーミン一家」の雰囲気と何となくかぶるのだけど、この話を見てわかった。つまり、三丁目はムーミン谷なのだ。人が帰るべき故郷。だから、あの暖かな場所が胸に迫る。
「人間の住む町ってのは、ああでなくちゃ」お巡りさんの最後のセリフにしんみりする・・。

もう一つの話は、いい人で働き者なんだけど、婿養子で、妻と姑に頭の上がらないお父さんの話。
「ちょっと一休み」とばかりにTVの前に座ったけど、その途端に姑がやってきて、「ほら、○子、始まるわよ。見たかったメロドラマ」とばかりにチャンネルを変えてしまう。それで逆らえないお父さんの立場がわかりやすい。
TVのチャンネル争いって、家族の位置関係を如実に表すよね。(苦笑)

犬を飼うエピソードが入っているので、反射的に高橋留美子の「専務の犬」を思い出してしまった。イメージ的になんとなく近いかな? 最近アニメ化されているので記憶に新しいと思うが・・。

これからも応援していきたい。