星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「火の鳥」第5話

第5話「復活編その一」

これはなかなかいい感じです。ほとんどオリジナル展開だけど、こういうアレンジの仕方は非常に好きだな。

「人間が人間の姿に見えない」という「復活編」のモチーフに、「死ねない体になってしまった」という「未来編」や「宇宙編」、「地球再生のために火の鳥を探す」という「2772」の設定を全部くっつけたような印象ですね。

個人的に好きなのは、レオナがロボットのチヒロを愛している・・と言い出してチヒロに口づけても、他人にはロボットとのキスシーンにしか見えないこと。この薄気味悪さというか「狂気」の部分がいかにも手塚SFっぽくていい。
マンガで読んでも十分薄気味の悪い設定だったが、アニメだとリアルに動く分だけなお気色が悪い感じ。日曜ゴールデンタイムのお茶の間向けの作品じゃないよね・・と思っちゃって、ちょっとドキドキしましたが・・。(^^);

最初のうちこそ、なぜレオナに火の鳥がいちいち干渉するのか? が気になっていたんだけど、(超越者としての「火の鳥」が人間に干渉しちゃいかんだろう・・と思って・・)そこらへんはレオナと火の鳥の間にはなにか過去に接点があったみたいだから、続きが気になるところです。

このシリーズのラストは未来編が締めるみたいだし、あるいはレオナがマサトの役割を果たすのかな〜? と勝手に想像しています。するとラストに火の鳥が語る「貴方を待っていたお友達がいるわ」というのはタマミじゃなくてチヒロになるのか? 「太陽編」まで絡んでくるみたいだから、太陽編の恋人たちも彼らが兼ねるんでしょうかね?

そこまで想像して、なんだかわくわくしてきました。あんまり期待しすぎて裏切られることがなければいいけど。(^^);
続きが楽しみです!