第6話「奪われた操縦器」
「ははははは。こんなこともあろうかと、ちゃんと準備しておいたのさ!」by金田正太郎
すばらしいよ、正太郎君。それでこそ、少年探偵だわ。(^^)♪
(セリフはうろ覚えだから、正確じゃないかも。でも、だいたいこんな感じ・・ということで)
あっさりとだまされる敵がマヌケすぎるという説もありますが・・。いや、いかにもお約束通りにだまされるところがすてきなんですよ、この場合。しかも、親玉は秋元洋介さんだ〜。声質をいかにも悪役っぽい雰囲気にしているところもなかなかすてき♪
あいかわらず、怪しげな雰囲気を醸し出している敷島博士もいいですねえ。この人の声質は、単純に善にも悪にも属さないところがいいんだろうな。見方によって、どっちにも取れるよ。その両面を持った大人の典型例というところでしょうか。
「そうは思わないかい?」と聞かれたときに、単純に「そうですね」とも「そうは思えません」とも答えにくい。どうしても迷いが生まれる。その迷いの中にある正太郎君の気持ちがよく分かるので・・。
敵の連中はいかにも悪役なんだけど、そこに村雨健次が入ってくるから、どうしても単純に悪ともいえなくなってくる。村雨さんの言い分も正しいんじゃないのか? とこちらに思わせている。そこが巧いところ。
正太郎君の呼びかけに「ガオ」と応じる鉄人に萌え〜。懐いているようでかわいいじゃないですか。と思ったとたんに、ラストで急展開。いいなあ〜。
鎖でぶら下げられてるオックスもよかったし、鉄道をおそった謎のロボットもデザインがいい。横山デザインのロボットたちが今の世にこんなに映えるとは思わなかった。やっぱ、見せ方次第と言うことなんでしょうか?