星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ジャイアントロボ THE ANIMATION」第2話

第2話「バシュタールの惨劇」

第1巻の方はVTRテープを持っていたので、あとで何回か繰り返し見たのだけど、第2話以降は本当に発表当時に一度見たきりです。2巻目の発売が93年ということだから、本当におよそ10年ぶりですね。しみじみ・・・。

この作品は全部レンタルで借りたんだけど、次が出るまでに半年以上もかかったから視聴が大変でした。でも、ものすごく楽しみにしていたものです。7年がかりで最終巻までつき合って、あのラストシーンに涙しました。いい思い出です。

逆に言えば、だからこそまあ、一度通しできちんと見たかったんですよね。間があき過ぎちゃって、前のをすっかり忘れた頃に続きが出ていたので・・。(^^);

改めて見ると、一清道人や楊志さんがこんなに早く登場していたとは思いませんでした。ずいぶん後のような気がしていたけど、それはさんざん待たされた故の誤った記憶でしたか・・。(^^);

「悪漢どもに御仏の慈悲は無用!」画面いっぱいに広がるこの言葉。それでこそ、今川監督という感じです。要するに「鉄人」に足りないのはこのノリですね。やっぱ今川キャラなら、生身のまま空まで飛ばなきゃ。走って車を追いこさなきゃ。それで水に浮かべた葉っぱの上に気合いで立つぐらいやって欲しいよね。

それと、戴宗さんとアルベルトが戦っているときに「我が盟友、幻惑のセルバンテスの仇!」という言い方をちゃんとしていたんですね。ちゃんと裏設定の部分を語っていたんだ。そういう細かいところに気づいて嬉しかったです。

7年かかって見たんだけど、実は7日間の物語だから、今度こそ7日間で1話ずつ見たいところです。どうかな・・?(^^);