星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

清水崇監督 「呪怨1 VTR版」

22.清水崇監督「呪怨1 VTR版」(日本・99)

呪怨」は、最初にVTRとして発表されて、これが話題になったため、劇場化されたという経緯があるんだけど、今回見たのはその最初に出たVTR版の方。劇場版とは世界観が同じでも内容が違います。劇場版の時代より、少し前にあの家で起こった出来事・・ですね。(年表が手元にないので、ちょっとわからないけど・・)。DVDでツタヤにおいてあったので借りてきました。

死霊のはらわた」だと怖いと思わないんだけど(あれはどちらかというと気持ち悪いと思う)、「呪怨」は本当に怖いと感じる。まあ、舞台が外国のせいか「はらわた」の方は、こんなことは起こるわけがないなあ・・と心のどこかで思っているんだけど、「呪怨」の場合、本当に起きそうな気がする。そのぐらいリアルに感じる。

日常描写が丁寧なせいもあるけど、やっぱ、こういう状況に人間がおかれたら、こういう風に対処するというかこういう行動を取るよね・・という部分がリアルで自然だから、逆に恐ろしい。
たとえば、そりゃ帰り道で恐ろしい出来事に出会えば、一刻も早くうちに帰りたいと思うだろうし、布団をかぶって潜り込みたいのに、その布団の中で足を引っ張られた日にはたまったものじゃないから。(><)←これは劇場版のネタ。狙われたら最後、絶対に助からないとわかるので怖い。

比較して、VTR版の方は、劇場よりさらに怖かったです。最初だから、なおのこと力が入っているのかな? 階段の振り向き少女のメイクがさすがでした。目に焼き付いちゃったよ。どうしよう〜。。(><)。。。