第1話「プレリュードZZ」
「ZZ」放映当時、10代ぎりぎりの19歳でしたが、あの「アニメじゃない♪」の主題歌を聴いて、ものすごく恥ずかしかった記憶があります。今も聞き直すと恥ずかしいけど、こうして20年近くたってみれば、その当時の制作者が「アニメじゃない! 本当のことさ!」と言いたかった気持ちが少しだけわかるような気もします・・・。
でも、視聴者である当の10代にはそれがわからなかったんですね。「アニメはアニメじゃないか」って冷めていたんだと思う。そのギャップが痛ましい。
総集編だから、「ファースト」「Z」のおさらいが出来るかと思えば、全然ですね。単にフィルムをつないだだけでストーリーの説明にもなっていない。(^^);
いきなり始まるシルエットクイズにはもう苦笑するしかない。こんなのを「Z」のファンが見たら、確かに怒ったかもしれないなあ。
「Zガンダム」の大人っぽい硬派なイメージが崩れちゃって、一気に子供向けというか子供だましに落ちたみたいで・・・。
「子供向けに作れ」という上からのお達しでもあったんでしょうか? 単純な総集編にしても編集にばらつきがあって、今、見てもそこだけ妙にいびつです。
こりゃ、もう一度「Z」を見直さなきゃダメかな? という気分にもなったけど、めんどくさいのでそのまま行きます。宇宙世紀の設定、すっかり忘れちゃったけど、間違えていてもお手柔らかによろしく。