最終話「AUTER」
何が悪いんだろうなあ。設定の部分はすごくいいと思うのに、どうもカタルシスがない。もうちょっと劇的な最終回を期待していただけに、ちょっとショックだ。
何故、レイラが笑ったのかよくわからない。
このシチュエーションでのレイラの笑いと涙は「私はなんのために戦ってきたのだ??」という自虐的なものになるのが普通だと思うのだ。自らの手を血で汚してまで・・・行った戦いの無意味さに目覚め、それ故に混乱が起きてしまった。もう取り返しがつかない・・・・。そういう意味の笑いなら、納得するんだけど・・・。
そのあたり、どうもお話に混乱が生じているような気がする・・・。もう少し巧くやりようがあったんじゃないかという気もするけど。
なんかこう、こうなって欲しいのになってくれない感覚のずれがもどかしい感じです。(^^);
ただ、ヴォルクとレイラの戦闘シーンは見応えがありました。かっこよかったです。