星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第1話

第1話「怒れる瞳」

第1話としては、まずまずの出来。前作をなぞったような展開だったけど、もともとこういう風に描きたかったんだろうなあ・・・という感じです。前作では、逃げまどう人々の描写が今ひとつという印象があったけど、今回はぐっとリアルで怖ろしかったです。

特に、冒頭の避難している最中、全く普通の家族が、戦闘に巻き込まれて死んでいく描写は、「ファーストガンダム」の冒頭でフラウ・ボゥの家族が吹き飛ばされる描写を連想させられました。あれは、中学時代に見ても衝撃的な映像でした。今の中学生が「戦争は怖い」という同じことを感じてくれるといいな・・・と思います。

ギルバード・デュランダル氏は、池田秀一氏の演技がさすがの迫力。ベテランの気迫ですね。「オーブの理念」に疑問を差し挟むところ、いろいろ考えさせられました。自国を守るためにも武力はいる。どうしたって「力」は必要なのではありませんか? そこがジレンマなんだけど、この作品では、その答えを出せるんでしょうか?

町中でいきなり踊り出す謎の少女には、最初の「マクロス」を連想させられました。いや、なんとなく・・・。(^^);

主人公は、もっともっとすさんだ少年になっているかと思えば、意外なほどに普通でしたね。鈴村さんの声が、なかなかすてき。

まだまだキャラクターが多すぎて、追いかけきれないけど、今後の展開を待ちたいと思います。続きが楽しみです♪

http://www.gundam-seed-d.net/