星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「キノの旅」第8巻 時雨沢恵一

30.「キノの旅−the Beautiful World−」第8巻 時雨沢恵一 電撃文庫 評価★★★★

私が「キノの旅」が好きなのは、「皮肉」や「風刺」が毒入りで入っている点なので、そういう意味では、やっぱ一番面白いと思ったのは「愛のある話」と「ラジオな国」かな。特に「愛のある話」に込められた皮肉は強烈だと思いました。

この巻の半分を占めている「船の国」に対しては、設定部分は面白いけど、もう少し痛烈な皮肉があるのかと思った。シズさまメインと言うだけで、意外と普通の話だったかな。シズさまはかっこよすぎて、個人的にはあまり好きじゃないので、キノがメインじゃなきゃやっぱ嫌かも。(をい)
ただ、あの子の両親はちょっといくら何でも無責任だな・・・と思いました。

入っていたチラシによると、2005年3月また画集が出るそうで・・・。DVD付き限定版・・・。うーん、いい商売だなあ、と思いつつも、買うかも。
仕方がない。「キノ」はそれだけ好きなんだ。かなり悔しいけど、私が負けたかもしれない・・・。(−−);

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840228329/qid=1097841104/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-8668162-2719512