星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ファンタジックチルドレン」第3話

第3話「行きたい場所」

ここまで来て、やっと物語が動き出したという印象。とにもかくにも、主人公がヒロインを助けにいかなきゃ話にならないだろう。長いプロローグだったと言うことで、ようやく続きが楽しみと思えるようになってきた。

謎の子供たちの独り言が始まると、物語が暗くなりすぎる気がするので、今回は比較的出番が押さえ気味だったのは助かった。少しずつ、彼らの正体も見えてきたような気がしたし?

ポーの一族なみに、子供の姿のままで永遠の時を生きているのかと思ったけど、そうではなく、実は転生して何度も家出を繰り返しているのか。ってことは、ある時期が来たら、死ななきゃいけないことになるけど、その鍵を握るのが絵を描いているヘルガだと思っていいのかな? このあたりは間違っていたらごめん。

宮沢賢治的なイメージがどこから来るのかと思ったけど、BGMのピアノ曲のせいかな? とちょっと思った。なんとなく「銀河鉄道の夜」(劇場版)を思い出すので・・・。

またしても謎の脱走者の出現で、また話がややこしくなりそうな気がするけど、この物語に気長につき合う決心がついてきた。

もう少し展開が明るくなって欲しいな・・・とは思うけど、これもなかむらたかしの味だと思うことにして、トーマの活躍に期待しつつ、続きを待ちます。