星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第3話

第3話「予兆の砲火」

第3話も順調に面白いです。

興味深いのは、前作とははっきり方向性を変えてきたように見えることかな。前作では最初から女性ファンを意識して、キラとアスランの友情をメインに「何故、君が!」とかなんとか、そういうセリフを見せつけるように描いていたのに、今回はそれを排除。徹底的に戦闘シーンのかっこよさとか、設定部分の細かさを見せつけている。その辺は富野ガンダムを意識しているのか、個人的には「星界の紋章」を思い出しましたが・・・。(^^);

「今度の作品は男性ファンを意識して作る」と言っていたとおりですね。
まあ、この場合の男性ファンというのは、たぶん20代30代のガンオタじゃなく、ガンダムなんてろくに知らない中学生ぐらいの男の子を対象にしていると思われるのですが・・・。

家族を目の前で殺されたシンにとって、カガリの叫びはきれい事にしか聞こえない。憎しみの炎はそう簡単に消せはしないから、どうしたって戦いは終わらない・・・と?

最初の段階から、そう結論を急ぐこともないので、シン・アスカの今後の心境の変化を見守っていきたいと思います。憎しみから始まった彼の戦いが、一体、どこへ辿り着くのか? 今後が楽しみです。