星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「新選組!」第48話

第48話「流山」

ラストシーンが胸に迫りました。近藤さんは、覚悟を決めたのか。自分から呼びかけるとは思わなかった。「加納くん、お久しぶりですね」
ずっと、「いつばれるのか?」とドキドキさせられる展開を続けていただけに、ショックだった。でも、相手のために近藤さんの方から口を開いたというのは、泣かせるシーンだったと思いますよ。(><)。。

流山の二人の別れのシーンは、司馬遼太郎のイメージとは正反対みたいでしたね。「燃えよ剣」では土方が止めたにもかかわらず、「もう俺を自由にしてくれ」と近藤が別れを宣言したのだけど・・。
今回の大河版では「決してあきらめない」という精神の方を重視したみたいですね。ただ、それも願いかなわず・・・。

土方さんが優男風なのも、あえて司馬遼太郎の作った男臭いイメージから脱却するために挑戦したようにも見える。なんにせよ、挑戦的で斬新な物語でした。

ただ、永倉さんの友人がよもや生きていたとは思わなかった。ここに来て、エピソードをひっくり返すとは、さすがにびっくり。
まだまだ逆転の発想を続けるつもりなのか? 最終回も楽しみです。