第20話「PAST」
総集編をかねて、今までのまとめ。シンのナレーションで語られるので、彼の現在置かれている立場が改めてよく見える作りになっている。
特に、キラやアスランが戦っていた頃、彼は何をやっていたか? という部分を突きつけられてくるのは痛い。「戦争なんて、どこか別の世界のことだと思っていた」と戦争を他人事として見ていたのは、現在の我々そのもののことだから。
「SEED」の時にも冒頭にそういうセリフは言わせていたのだけど、キラたちはあっという間に戦争に巻き込まれてしまったので、十分なシーンとして伝わりにくかったんじゃないかという気もする。
どこかよその国で戦いが行われて、人が死んでいるのに、シンは何も知らなかった。戦火が近づいてきて、自分の家族を失って、初めてやっと考えるようになる。こうして、過去の「SEED」と時間軸を並べて比べてみると、彼にカガリを責める資格があったのか、かなり疑問だ。
だけど、責めたくなる気持ちもよくわかる。シンが嗚咽するシーンでは、さすがにもらい泣きしそうになった。あんな風にたった一人で残されてしまうというのは、一体、どんな気持ちだろう?
「君だけでも助かってよかった・・・。きっと君の家族もそう思ってらっしゃるに違いないよ」
それにしてもあの艦長さんは、毎度、美味しい役で登場するなあ。あるいは隠れたレギュラーになるんだろうか??
今回がプロローグとして、次回からはいよいよシンの物語が動き出すのか? 続きに期待! 楽しみにしてます。活躍してね。(^^);
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