4.「非米同盟」 田中宇 文春新書 評価★★★★
不勉強の身には、内容についていくのが大変で、読むのに1ヶ月以上もかかってしまった。でも、面白かったです。
最近のアメリカは、やっていることが変なんじゃないか? というのは、私でなくても感じることだと思う。少し前までは、私もアメリカに対してそんなに悪いイメージは持っていなかったはずなんだけど、最近のニュースを見ていたら、どうにも気持ちが悪くて仕方がない。
この本に書かれているのは、アメリカはわざと国際社会から嫌われるように自分でし向けているのではないか?・・・という話。その真偽はともかく、確かにそう考えれば納得がいくことも多いなあ・・・と感心しながら読んでしまった。
アメリカ中心の世界・・・という時代が終わりを告げようとしているということで、そうなったときに日本はどうあるべきか? と考えさせられる部分で終わっている。
実際、今の調子でアメリカがあんまりおかしなことばかりやり続けるようなら、アメリカ追従の日本はどうしたらいいのか? というのは、考えさせられるテーマだった。
とは言え、自分は不勉強なので、それ以上のことはうまく考えられないけどね。ただ、田中氏の本は読みやすいので、勉強になると思うし、1年に1冊程度ならこれからも読み続けようと思います。
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