第9話「義経誕生」
弁慶はストーカーにしか見えなかったが、伊勢三郎が義経を追う気持ちには説得力があったと思う。源氏ゆかりのものでありながら、気がつけばまわりは平家の世になっていたと、その悔しさと孤独はわかりやすかった。となれば、必死で義経を追う気持ちにも感情移入しやすかったと思う。
弁慶にもそのぐらいの理由があればよかったのにね。(^^);
9番目の子だから九郎・・・だというのは、知っていたけど、義経の経がお経から取っていたとは知らなかった。あと、元服も奥州への旅の途中で一人でやったという話も初めて知った。
そういう細かいところは勉強になります。
海路をたどることによって、船乗りの駿河次郎が仲間に加わる。どんどん増えていくけど、やっぱ伊勢三郎ほどのインパクトはないかな。
伊豆では、頼朝と政子がすっかり出来上がっちゃって・・・。妙に政子が積極的なのは、現代風にしたということだろうか? 中井貴一の頼朝が魅力的なのは頷けるところだし、そこまでやるのもわからなくはないか・・・。(^^);