星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第25話

第25話「罪の在処」

すごく盛り上がってますね。面白かったです。(^^)♪

冒頭のキラとアスランのやりとり。信じるものの違いが、また二人を分かつのか? という部分で考えさせられました。アスランは議長を信じる道を選んだようだけど、こういうお互いの考え方の食い違いというのは実際によくある話で、見ていても辛いところ。

「おまえの手だって、血で汚れているだろう!」と叫んでしまったアスランと、「うん・・・。わかってる・・」と応えた時のキラの哀しそうな表情が苦しいです。本当にキラは優しいいい子だなあって、わかるので・・。誰も傷つけたくないって、最初からずっと言っていた人だし・・・。「もう、撃ちたくない。撃たせないで・・・」という言葉が重いです。

そうやって再び離反するアスランだけど、この物語の構成が面白いのは、普通に考えればアスランの言っていることの方が正論に見えるはずなのに、再度「本当にそうなの?」「それでいいの?」という問いかけを執拗に繰り返すことかな。ものの見方は一つじゃないんだから、常に逆から見る柔軟なものの考え方は必要だと思う。自分の考えは本当に正しいのか? 逆の立場から見たらどうなるのか?

強化人間(と、便宜上書く)のラボを見て、真剣に怒っているシンがいいなあ。この子は単純バカで怒りっぽいけど、根はすごく優しくて、いい子なんだよなあ。

強化人間たちの悲劇というのを丁寧に見せてきた。前作ではほとんど描かれずに終わったのに、今回の3人組については本当にきちんと説明してある。特に「お母さんが・・・」と叫ぶアウラの姿は痛ましかった。ステラにも同じようなトラウマがあるのだろうか?
それを思うと辛いし、だからこそ、飛び出していった彼女ともう一度再会したシンの姿に涙が出そうになった。本当にシンには彼女を助けてあげて欲しいと思ったので・・・。あなた達はお互いに相手が必要だよ・・・と思うしね。

続きがものすごく楽しみです。次回に期待!

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