星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「冬のソナタ」第6話

第6話「忘却」

「ユジンには出来ないことが三つある。酒とウソと男遊びだ」
正しいよ、班長! 大体、あんなまじめで一途な女の子に対して、「男にウソをついて誘惑するタイプ」だと勘違いする方が、失礼だよ。これって女性全体に対する侮辱だと思う!(ちょっと大げさ)

とは言え、ヨンさまがそれを勘違いすると言うことは、彼の周りには今までそんな女しか現れなかったというか、プレイボーイとしては自分がいつもそういう風に女性と接してきたと言う部分もあったのかも知れない。女が喜ぶような都合のいいセリフを言って、おだて上げたり、怒らせたり、反応を見て喜んでいたようなイメージもあるし。

そういう部分、キャラクター配置が絶妙ですね。大嘘つきのチェリンにだまされたイミョンは、そういう意味で人間を信じ切れなくなっているのかも知れない。彼も理事という地位に上りつめるまでには、いろんなタイプの人間のウソを見てきたということなんだろう。

そしてまた、すれ違い。真実を知って謝ろうとしたときにはもう手遅れという繰り返し。イミョンがチュンサンなら、高校時代と同じ繰り返しをしているということになる。

面白いです。なんて言うか、ユジンの気持ちに感情移入して、泣きながら見ちゃいます。とにかく、ヨンさまがいいというよりは、ユジンのキャラクターが実にいい。世の奥様も、実はみんなチェ・ジウの方のファンなんじゃないかという気がする。こういう純真な女の子はいいよね。彼女の恋なら応援したくなります。続きも楽しみです。