第37話「雲の中の死 その2 パリのマダムジゼル」
うーん。一番あやしいのは、やっぱ素直に考えて、山寺氏演じる歯科医かな? 吹き矢を使ったように見せかけて、実は蜂をけしかけていた・・・とも考えられる。吹き矢は考古学者を犯人に見せかけるためのフェイントで、わざとポワロさんの座席の下に置いた。考古学者の親子の席は、ポワロさんの真後ろだからそのあたりも関係があるんじゃないだろうか。
ジェーンさんは「急にモテモテになった・・・」と言っているけど、彼が彼女に近づこうとするのは、彼女が何かを目撃したのではないか? と疑っているからじゃないだろうか?
(それとも逆かな? ひねて考えて、歯科医の方が引っかけで考古学者の方が彼女をだましているのかな? 山寺氏は演技が上手すぎるし、考古学者役の布川くんは演技がシロウトだから、返ってわからないわ。(^^); この二人のうち、どっちかだろうという気はするんだけど・・・。)
それと対照的なのが、すっかり冷めている関係のホーバリ伯爵夫婦。「あなたは自分の立場のことばかり気にして、私の心配はしてくださらないのね」と暗に言っている三石嬢の演技が実にいいなあ。たぶん、彼女は犯人ではないのだろう。カーはそんな彼女の気持ちに気づいているようにも見えるけど・・・? そのあたりの人間関係にも決着がつくのかどうか、気になるところ。次回を待ちます。
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