星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士Zガンダム」第6話

第6話「地球圏へ」

ライラ・ミラ・ライラ、かっこいいなあ♪ 強くて凛々しい、大人の女性という感じだ。そんな彼女に「勉強したいんだ」と教えを請うジェリドが妙にかわいい坊やに見えるよ。姉と弟の関係のようで、なんだか微笑ましいや。

その関係と対になるのか、カミーユの方もレコアさんに思いを寄せる姿を見せてきた。富野監督は、少年が大人の女性にあこがれるパターンを好む傾向があるようで、この場合は、ファーストでアムロがマチルダさんにあこがれたようなものだろうか?

あるいは、フィルムに出ていないところで、レコアさんがカミーユを慰める一言を何か言ったのかも知れない。(劇場で何か言っていたかな? あいにく覚えていないんだけど・・・。うーん・・・)

面白いのは、カミーユの気持ちに気づいてレコアが彼を追いかけようとすると、次々と扉が閉じていってしまう場面。追いかけるとすぐに心を閉ざすカミーユの気持ちを象徴しているようだ。なかなか心を開いてくれない。

エマ中尉の部屋にはいることを拒まれて、そのくせ、レコアさんとエマさんの話だけはしっかり立ち聞きしているところがめちゃかわいいよ>カミーユ。(^^)

クワトロ大尉も、そんなカミーユをさりげなくサポートしたり、色々助言したりして、いいお兄さんをやっている模様。あるいは、みんなで失われたカミーユの両親の代わりをしようとしているのかも知れない。

30バンチ事件についても出てきたが、私の記憶の中では「Zガンダム」と言えば、毒ガス攻撃だよなあ・・・という印象が強い。それほどまでに、あの映像はショッキングだった。コロニーの中で毒ガスを使ったら、逃げられないじゃないか。このイメージはかなり強烈で怖いものだったので・・・。

ティターンズカラーのガンダムに乗るカミーユに対するのは、緑色のザクに乗るジェリドという構図。最初から勝ち負けが見えているようで、もの悲しいなあ。かわいそうに・・・。(−−);

ラストシーンにアムロ登場。アムロの家の灯りが消えるのには、なにか意味があるんだろうか? とちょっと考え中。なんで、停電になるんだろう?

まったく意味のないシーンをわざわざ作るわけがないんじゃないか? という気がするので、そういうところが、何となく気になります。

さて、次に行きます・・・。