星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士Zガンダム」第8話

第8話「月の裏側」

アムロに会ったことがあるというエマさん。だけどその時は、アムロ・レイだとはわからなかった。けど、アーガマに来たら、あれがアムロだったとわかった。アーガマの持つ空気は、あの青年が求めていたものと同じだと感じたし、だからこそ、ここへ来たと・・。
・・・の、流れは何となくわかるとしても、なんでそこで「じゃあ、シャアにも会っているんだ」という話になるんだろう? アーガマの空気であれがアムロだとわかるエマさんもニュータイプなのかもしれないが、カミーユの話はもっと飛躍しすぎている。この辺の会話はちょっとちぐはぐに見えるので、読み解くのが難しい。これが富野節だと言えば、そうなのかも知れないが・・・。

緑色のザクから、赤と黒のガルバルディに乗り換えることにしたジェリド。強そうな機体をもらった分だけ、カミーユを追いつめることに成功する。実際、クワトロ大尉の加勢がなければカミーユは本当に危なかったのだから、珍しい。ライラ大尉の恨みを晴らしたい一念か、あるいは本当にライラ大尉が助けてくれたのか。

エリート意識の強いジェリドのセリフを聞いていると、なんだかものすごく痛くて悲しい。(−−);
「俺はティターンズなんだよ!」「おまえと違ってちゃんと訓練してきたんだ!」という叫びは、「俺は国立大学を出ているんだよ!」「それだけ必死に勉強したのさ!」という、社会人になっていきなり落ちこぼれた人の叫びを聞いているような気がして・・・とてもつらい。(><);

今、ものすごくジェリドを応援したい気分になっているんだけど、このあと彼は営巣入りになった模様です・・・。フィルムには描かれてませんけど、「あんな奴、営巣にでもぶち込んでおけ!」というセリフがあるから。

アーガマグラナダに到着。クワトロ大尉が部屋に入っているけど、あれはホテルの部屋? それとも、彼の自宅なのでしょうか? いくつか持っている仮の住まいのうちのひとつと言うことなのかな?

ウォン・リーが初登場。この出資者を見ていると、単純にエゥーゴを支持するわけにも行かないなあ・・・となんとなく、うさんくさいものを感じます。

アクシズが動き出したという報告も入る。「ハマーン・カーンは20歳になったか?」というクワトロ大尉のセリフがある。ってことは、20歳になったら動くという計画か予定でもあったのだろうか・・・?