星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第35話

第35話「混沌の先に」

順調に面白いです。この作品では、キラの視点に立つか、アスランの視点に立つか、シンの視点に立つか、で、ものの見方がはっきりと分かれると思うけど、主に男性はアスランを支持、女性はキラを支持、一部の例外がシンを支持しているという傾向にあるみたいで、この分かれ方がなんだか興味深いです。

ちなみに、私は最初からシンを中心に見ています。彼を支持するわけではないけど、彼の気持ちが一番よくわかるので。一番単純で子どもっぽいので、その行動原理がものすごくわかりやすい。私がもしあの世界にいたら、一番近い位置にいるのはシンになっちゃいそうな気がするのですよ。本当はそれではダメなんだから、情けない話をするようだけど・・・。

で、今回ははっきりとシンのダメぶりとデュランダル議長の怪しさを強調してきた。アークエンジェルとフリーダムがやられるのを目の当たりにして、アスランは、自分の行動にまたしても疑念を挟まなければならない。かつてラクスに言われたように
アスランが戦うのは、なんのためですか?」と。

本当にまあ、アスランってば大変ですよ。彼の行動が一番まともに見えるはずだったのに、この作品はそれを次々と裏切るから・・・。

ただ、そうやって視聴者を混乱させるのが、この作品の狙いのように見えるので、これはこれでいいと思います。問題は、議長の計画がどこまで計算されたものなのか? ロゴスを倒せば本当にそれでいいのか? あるいは、ロゴスの後側にさらに倒さなければならない黒幕がいて、それがラスボスとして登場してくるのか・・・?

ますます続きも楽しみです。

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