第41話「リフレイン」
アスラン視点、キラ視点からまとめ直した総集編。
前半のアスラン視点の方は、違和感がなく、自分に何もできないのが悔しかったという気持ちとか、議長の言葉を信じたこととか、すごくよくわかるんだけど、後半のキラ視点の方はかなりまとめ方に無理があるように感じました。
もう戦いたくないとしながら、力を持って戦っているキラの立場は、矛盾がありすぎるように感じるから。実際、守るためになら武器を取っていいのか? という問題を描くのは、やはり、難しいんだと思う。
ただ、改めて見て、気づいたこととしては、やはりキラというのは、いつも誰かを守るための戦いをしているんだなあ・・・ということかな?
彼は、ラクスやカガリを守りたかっただけなんだ。自分の愛するものたちが狙われているとするなら、彼女たちを守るために戦う。そうでなければ、やはり戦うことなど嫌いなんだと思う。
ラクスを狙っているのが議長だとわかっているから、彼を信じることができないだけで。
ただ、そこがポイントで、議長を信じるか信じないか、という一点のみで、ふたりの立場が分かれてしまうという構図になっている。それが面白いな・・・と思いました。
親友同士でも、信じるものが違うと対立する立場に追い込まれる・・・という形で。だからまあ、見ている側としては、今後の展開で、議長を信じたことは間違っていたのか、否か? という部分に興味があるかな? はっきり言って、私もよくわからないや。(^^);
あの人、ポーカーフェイスだからなあ。本当に信じていいの? その割には怪しすぎるし? まだこれからの展開に何かあるのかな? という部分で、続きが楽しみです。次回を待ちます。