星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「天上天下」第10〜12話

第10話「記憶」
第11話「異能者」
第12話「暗黒」

池田秀一の声で「なあにやってんだ、このたぁこ」のセリフが聞けるとは・・・。すごいよね、高校生役で不良っぽいしゃべり方だよ。大人の役しか聞いたことがなかったから、すごく斬新でした。

ちょうどこの第10話から過去編が始まって、本格的な物語がやっとスタートしたみたいです。9話までかけてバトルばかりやっていたのは、まだまだただの登場人物紹介編だったのか。

変態兄貴にしか見えなかった高柳兄も、関(智)弟に言わせれば「昔は優しかった兄」になるらしくって、「本当か??」「ギャグじゃないの?」と思っていたけど、実際、過去編だと別人のように優しそうな笑みをたたえたお兄さんに変身した。それに応じて森川声も「優しかった兄」バージョンにちゃんと変化したよ。するとなかなかすてきに見えるから不思議だ。(^^);

久川お姉さんがまだ1年生で、池田兄との親密すぎる関係をドロドロした雰囲気で見せてきた。どうも物語の後側に、かなり濁った血の問題が隠されているようで、強大すぎる力を持った兄の中にある心の闇の部分が生々しく見えてすごかった。

なんだか妖しい魅力がある。現在編の方で登場してきたキャラクターたちの過去が丁寧に描かれていくけど、一番魅力的だったのは矢尾一樹が演じている俵文七でしょうね。こういう普段、のらりくらりしている人が本気出すとマジ強いって設定は大好き。一番かっこよく見えたよ。

まだしばらく過去編が続くようなので、続きも楽しみです。

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