星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「新竹取物語 1000年女王」第4,5話

第4話「消えた隕石」
第5話「地底に船が…」

ネコがよかった。ミーくんのようなネコを弥生さんが飼っているという設定になっていたので、まあ、松本零士だから、いつものマスコットキャラみたいなものだろう・・・と、思っていたのだけど、このネコ、ただのネコじゃなかった。そこに感動♪

第1話において、始くんの家を見張っていた謎の男がこのネコを「こいつ、こいつ!」といじめていたんですよ。それでまあ、通りすがりの始くんが
「よしなよ、いい大人がネコをいじめるなんて、みっともないよ!」と注意するシーンがあったんですけど、よもや、これが伏線になっているとは思わなかった。

金色に光って、危機の時には始くんを助ける謎の宇宙ネコでしたよ。始くんは、このネコが弥生さんの飼っているレイジと同一ネコだとはまだ気づいていない様子ですが。そういうところがいいよね〜。

ますますもって、こんなネコを飼っている弥生さんって何者やねん。という感じで進んでいきます。

第2話ラストで、地上に謎の9つの隕石が落ちてくるんですが、その隕石が第4話においては「内部の人間の手によって」盗まれてしまいます。始くんは、怪しい動きをする謎の女性を目撃してますが、その人は天文台内部で忽然と姿を消し、同時に、弥生さんも行方不明になります。どうみても、バレバレなぐらい犯人は弥生さんだろう? という感じですが、彼女はあくまで「謎の人影を見たから、後を追いかけていったのよ」と主張します。

その説明だけで終わっちゃって、「じゃあ、今までどこにいたんだ?」という部分には誰もつっこまないのが笑える。誰か、ちゃんと彼女に聞き出せよ・・・と思うんだけどねえ・・・。

そんなこんなで第5話は、天文台の内部でレイジの後をつけていった始くんが、地下へとつながる通路を見つけ、そこに落ちていくところで続くになりました。いよいよ、地下世界に突入するので、これから先も楽しみです。