星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「その時歴史が動いた」第234回

第234回「戦国 出世の方程式〜藤堂高虎 大坂夏の陣の大勝負〜」

なんだか、サラリーマンのお父さんたちが「歴史物」の小説を読む理由がわかったような気がする。先人に学ぶのは有効だと思うけど、これってどう見ても、サラリーマンの出世物語だよねえ。

次々に主君を変えて出世した藤堂高虎の物語。常に的確な判断で危機を乗り越えていくその姿は、確かに見習いたいものだと思いました。

能力を伸ばし、時代を読み、上司の人柄を選び、その場に応じた的確な判断をせよ・・・というあたり、実に教訓的なお話でした。確かに、そういう風にありたいと思うけど、時代を読むのと相手の人柄を見るのはなかなか難しいよ。

自分の能力を伸ばすのは、個人的な努力の問題だと思うけど・・・。

それとも、人柄を見たり、時代を読むのも努力次第かな? とにかく、私はもう少し、勉強しなきゃと思いました。