星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ガイキング」第3話

第3話「旅立ち…さらば母さん!」

順調に面白いです。確かに母一人、子一人の家庭では、母子の絆も強くなるだろうし、「父さんがいない分、僕が母さんを守らなきゃ!」と子どもの方が気負う部分って言うのもあるんだろうなあ・・・と思いました。そういう健気な子どもの姿に、つい大人の方がうるうる来てしまうと言うのも、なんだかわかりやすい話。

やっぱ、これって、子ども向けと言うよりは、若いお母さん向けに描かれた部分もあるのかも知れないなあ・・・という気もしました。いや、だって、あの年頃の子どもに家出願望があるのは間違いないし、「広い世界に出たい!」とする子どもを縛る足かせになっているのが母親の方、と言うのは、ちょっと辛いかも知れないので・・・。

そろそろかわいい息子も旅立ちの時・・・というのは、母親側の視点から見るとかなり厳しいし、どう見えるんだろうな? と思います。でも、自分的に辛いのは、うちには子どもがいないので、そういうお母さんの気持ちというのは、結局わからないのが正直なところで、上手く語れないんですよね・・・。

あと、上手いなあ・・・と思ったのは、彼はただ旅に出るわけじゃなくて、「父さんを探しに行く!」と言っているんですね。「母さんのためにも、父さんを連れて帰ってきてあげるよ」という気持ちが入っていて、そこがまあ、またかわいい奴と思えました。いい子だねえ、ダイヤくん。(^^);

残念なのは、ナオトくんの出番もここまでと言う形になっちゃったことかな? 第1話で思わせぶりに友情をアピールしていたので、何かあるのかと思ったけど、結局、ここで別れちゃうのか。「俺の代わりに母さんを頼む!」という程度の役割なのかな? それとも、やっぱり後で再登場するかな〜? 個人的には再登場の方を期待。敵となって・・・と言うのが理想的だが、大体、このまま、あっさり消えちゃうキャラにしてしまうのは、もったいないと思うので。

あと、ダイヤくんの母親との別れになにか含みを持たせる言い方をしたピュリアさんの事情も気になるところ。彼女にも何か辛い過去や事情がありそうな感じだし、今後の展開が気になります。

いよいよ敵の四天王も出てきたことだし、ますます続きも楽しみです♪ 次回を待ちます・・・。