星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「雪の女王」第28話

第28話「不思議なカラス」

矢尾一樹の早口声でしゃべりまくるカラスが、めちゃかわいかった。落ち込んでいるゲルダを慰めようと一生懸命になっている姿が、なかなかいい感じ。矢尾さんの声は優しくていいなあ。お茶を淹れてくれるし、料理まで作ってくれる。うーん、便利だ。うちにも一羽欲しいよ。(^^)

しかし、ゲルダはすっかりラギさん、ラギさんの連続で、もはやカイのことなどアウトオブ眼中かも知れない。いいのか、それで・・・? 「雪の女王」のお話が狂っちゃうよ? むしろ、そこまで主役を食ってしまったラギさんの魅力の方がさすがと言うべきか?(^^);

実際、画面を見ていても、マジでラギxゲルダのカップリングの方がいい感じかもしれない。大体、カイが冷たすぎるからなあ。ま、そこは原作通りだから仕方がないんだけど・・・。

王子と王女の寝室へ・・・と言われたときには、いいのかな〜? とドキドキした。新婚夫婦の寝室へというのはやっぱりまずいんじゃないのか?

ただ、王子と王女、モーリーとローシーのような、それぞれ対になるカップルが、まだ一人きりのゲルダを応援して助けてくれるというのは、気持ちとしてわかりやすいかも知れない。彼らは、自分の幸せを不幸な少女に分け与えたいと思ったのかも。

意外と、現在幸せなカップルの方が、独り者に親切で相手とうまくいくように色々世話を焼いてくれるものだ。年配のおじさん、おばさんが、見合いの相手を世話してくれるようなものだからね。独身の時はいちいちよけいなお世話だと思ったものだが、今にして思えば、あの人達は優しかったんだなあ・・・と思う。あとになって、気づいたんだが・・・。