第13話「ギリシアの記憶」
デュマはベフォールの子どもたちの一人だったのに、途中で離反した存在だと思いこんでいたんだけど、この設定だとどうやら違うみたいだなあ。科学者たちの後を追って、別のルートで地球に来たのか? 「姉さん」というつぶやきにはびっくりした。そうすると、彼は彼でティナを探すことが目的なのか?
ベフォールの子どもたちが、元はみんな科学者だったとは驚いた。と言うことは、ワンダーを含め、彼らが使っている超科学的な兵器は、みんな彼らが地球で作ったものだと思っていいのだろうか?
なんか、物語の行き着く先が見えた気もしたんだけど、ベフォールの子どもたちは最終的に閻魔に飲み込まれて、世界から姿を消し、新たな命としてもう一度転生を待つことになるんじゃないだろうか? 一番いいのは、それぞれの家族の元へ帰って、天寿を全うすることなんだけどね。
惑星ギリシアでどんな事件が起こったのか、今ひとつ、見えないなあ。何故、ティナを転生させなければならなかったのか? という部分がまだ謎になってます。アギもその辺の説明をごまかしちゃったし・・・。とは言え、そんなに時を経てしまったのなら、もうすでに彼らの帰る場所は失われているのでは? という部分こそが正解のような気がする。
後一つ、トーマの見る夢の謎が残ってますが、どうやら彼も転生組なのは間違いなさそうだ。彼は彼で、誰かを殺して、その罪から逃げてきたのか? ヘルガと出会ったのにも、なにか運命的な導きがあったのだろうか? ところで、そういう複雑な事情を持っている連中とは、一線を画しているのがチットだけど、この子は普通の地球人だと思っていいのかな?
いっそ、地球の人間はことごとくすべて、惑星ギリシアからの転生組だったりしない??
いろいろ考えていくときりがないんですが、この際、出来るだけ早く続きも見ていくことにします。楽しみです。