星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ファンタジックチルドレン」第15話

第15話「追憶」

ジムが悪人に見えてしまった・・・。(−−);

ええと、この人のことは素直にセラフィーヌのことを一途に思っていた優しい恋人だと解釈すべきなんでしょうね。なんかキャラデザのせいか、どこか悪役っぽく見えて、画商を追い出したのもセラフィーヌのためじゃなくて、どこか腹にいちもつ抱えて、純な彼女をだまそうとしている悪い人なのかと思ってしまったよ。すいません・・・。

この場合は、前世(絵に描いている場所)にこだわりすぎたために、現世での幸せを失ってしまったセラフィーヌの話だと思うべきなんでしょうね。やはり、物語の方向は同じ姿勢を示しているような気がします。過去にこだわるよりも現在の幸せを選べという話。意外と、この話って思いの外、前向きで建設的な姿勢を示して終わりそうな気がするんだけど、どうかな。まあ、最終的な結論を見ないと、まだわからないけどね。

デュマが惑星ギリシアと交信していた。それとも、あの場所はギリシアではないのかな? デュマの父親が、ティナの父親と兄弟だというなら、二人はいとこ同士の関係と言うことになる。「姉さん」と言っても、本当の姉弟というわけではないのか・・・。それにしても、デュマはどうやって地球に来たんだろう? 彼は彼で、歳を取らないんでしょうか? それとも、彼も転生を繰り返しているのか? そこら辺はよくわかりません。
だけど、彼は彼なりに多大な犠牲を払って、地球に来たのだとそれだけはわかる。それはつまり、ティナのためで、彼女、つくづくみんなに愛されてます。本人がそれに気づいていないだけで・・・。

やっぱり、ゲルタ博士はメルの生まれ変わりなんじゃないのかという気がする。根拠としては、声が坂本真綾だったから・・・と言うのでは弱いか? あと、デュマが彼女に「遠い昔からの科学者の血を引き継いでいる」と話していたから。

ただ、メルの生まれ変わりなら、やっぱ、生まれてすぐにベフォールの子どもとしての記憶を取り戻すはずじゃないのか? という気もするし、記憶を亡くして死んでも、もう一度転生がかなうというのなら、コンラッド・モーゲン博士だってもう一度転生して、パルザとして登場してきてもおかしくないような気はする。