星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ツバサ・クロニクル」第14、15話

第14話「真実のレキシ」
第15話「信じるココロ」

これって、一応ミステリー仕立てで「犯人当て」がメインの見所だったのか? 「子どもたちをさらったのは、あなたですね」などと小狼が言いだしたので、言われて初めて気づいたよ。

ただ、「犯人」が誰かはともかく、このストーリーの中で一番あやしく見える人物は、島本須美エメロード姫じゃないのか? という気はする・・・。エメロード姫の怪しさに比べたら、カイル先生なんてまだまだ全然甘いんですけど・・・。

「こちらが出口です。私が案内しますわ・・・」と島本須美の憂い声で言われた日には、思いっきり警戒心が働きましたね。ほ・・・本当に、信じて着いていっていいのか? この女・・本当に信用できるのか? 罠じゃないのか? という感じ。(−−);

私の中では、エメロード姫犯人説で終わっているんですけど・・・。きっとカイル先生もエメロード姫が操っていたに違いない。
「あなたを長い間・・・待っていました・・・」と、悲しそうな顔をしているからと言って、それだけで信用しちゃいかんでしょ?

「長い間・・・一人で寂しかったの。だから、これからはずっといて・・。ここに一緒にいて・・・」と・・・そう言う理由で子どもたちをさらってました。という理由付けにしたほうが、物語の流れとしては自然に見えるはずなんだけど、違うかな? 子どもたちの力がないと羽が取り出せないから・・・というなんだかとってつけたような理由より、よほど心情的に共感しやすいはずだと思うんだけど・・・。今時は、そのネタをやると、シャレにならないからかな??

それにしても、顔がかわいいだけで、なんの魅力もないお人形に見えるサクラちゃんは、どうにかならないものか?
「私・・・人に疑われることに慣れていないから・・・」と言って、小狼に甘えている姿は、同性としてなんだか腹が立つんですけど・・・。こういうお人形タイプの美少女が、いい男3人に守られながら、旅をしている構図というのは、見ていてあんまり気持ちのいいものじゃないな・・・。と、ちらっと思った。