星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ガラスの艦隊」第1話

第1話「流星のごとく・・・」

いやあ、すばらしい。個人的には、ラストのカットを見て大笑いした。と言うか、すごく喜んでしまったよ。なんかこう、ラ・セーヌの星の元に、黒いチューリップが現れたよ! と言うか、その例えが古ければ、セーラームーンのピンチの時に、タキシード仮面様が現れてくれたようなもの。(←それでも古いか?)

引っ張るだけ引っ張って、どうなるかと思ったところに、現れる美形のお兄さん! どうやら、彼がこの世界の救世主らしいぞ! なんか、この設定を見た時に、反射的に顔がにやついちゃって・・・。まあ、まあ、まあ、何だかすごいわ、この作品♪

基本的にはフランス革命の世界観をSFに持ってきたような感じなのかな? 「七人の侍」や「厳窟王」をSFにしちゃったGONZOらしい発想と言えばそうかな。(「厳窟王」見ていないからよくわからないけど・・・)

宇宙空間にきっちりと整列した艦隊は圧巻で、何だか「銀河英雄伝説」とか「星界」シリーズを連想させられる。けど、この世界は、宇宙に見えて宇宙じゃないのかも知れないなあ・・・とも思った。
緑色をした宇宙空間は、我々のいるこの世界と言うより、どこか次元の違う宇宙のようで、宇宙服なしで外に出ても平気みたいだし、そう考えると、これはSFと言うよりはファンタジーに近いのかも知れない。

まだまだ序盤なので、登場人物も整理し切れていないし、物語としてはまだちょっとばたついた印象はあったけど、主人公のお姉さんがかっこよかったので個人的には概ね満足。ラストに出てきた彼と、これからどう絡んでいくのか、続きが楽しみです。

http://www.garakan.com/