第3話「神保町で逢いましょう」
スランプに陥って苦しんでいるねねね先生の姿が痛々しくて、あるいは、この3姉妹は、ねねね先生の見た白昼夢なのかも知れないなあ・・・という風に思ってみた。
こんな3姉妹が身近にいたらいいなあ・・・という思い。はた迷惑かも知れないけど、それでもせめて一緒にいてくれる同居人が欲しいという思い。
そういう意味では、彼女たちは、ねねね先生の望みを叶えるために物語世界からやってきたファンタジーの住人・・・という位置づけにあるのかもしれないとなんとなく思った。
ねねね先生は、友達の帰りを待っている。神保町の住民もみんな、彼女の帰りを待っている。そういう意味で、つくづく愛されている読子さんが、ちょっとうらやましいなあ・・・と思いました。
しかし、神保町の本屋の中に、地下へ行くための隠されたエレベーターがあって、そこにまた秘密の本屋があるという設定、ステキだなあ〜。神保町になら、そういうなぞめいた本屋がありそうな気がするよね。(本当かよ?)
大人びて頑張っているアニタにも、なにか思春期らしい悩みがありそうだし、謎の少年も登場してきたみたいだから、今後の展開もますます楽しみです。