星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「風雲児たち 幕末編」第9巻 みなもと太郎

コミック34.「風雲児たち 幕末編」第9巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス

今回の新刊の中で、一番印象に残ったのは、「ペリー提督のカツラ」でした。すいません。
でも、シーボルトが、「日本の開国の功労者はプチャーチンである」という話を出していたことは知らなかったなあ。ほとんどの日本人は、ペリーの名前は知っていても、プチャーチンの名前なんて、知らないんじゃないの?? と思えるのが、現実だしね。少なくとも、私はこのマンガで初めて知ったけど・・・。

福沢諭吉が、大阪の適塾に入り、手塚治虫の曾祖父である手塚良仙と出会うエピソードが描かれる。いよいよ「陽だまりの樹」の世界観とぶつかってきたなあ・・・と思って、感慨深い。とは言え、幕末の歴史に疎いままでしか「陽だまりの樹」も読んだことがないので、歴史を踏まえた上で、もう一度読み直したいのも本当なんだけどね。

あと、クリミア戦争についても描かれているが、世界史も苦手だったことがちょっと痛手。解説はされているけど、当時の世界情勢にちょっとついていけない。まあ、日本史がある程度、わかるようになったら、世界史の方にも手を出してみたい。勉強したいと思うジャンルはいくらでもあるし、きりがないね・・・。

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