コミック35.「諸葛孔明 時の地平線」第12巻 諏訪緑 小学館PFコミックス
新刊だというのに、本屋で平積みになっていない悲しさ・・・。探すのに、ちょっと苦労してしまったよ・・・。(−−);
とは言え、順調に面白いです。今回、メインでの活躍は、馬謖と英さんかな〜。と言うか、この二人がやたら目立つのか。メインというなら、関羽も今回は主役みたいなものだし・・・。
孔明暗殺の命を受けていながら、彼を殺すことに積極的になれない馬謖。何げに彼を助けたいと行動している部分が、なかなかドラマチック。こういう葛藤はいいよね〜。ふたつの矛盾した立場に挟まれている人間の苦悩は、なかなか美味しいです♪
英さんは、順調に育っちゃって、最初の出会いから何年がたったかわかりませんが、すっかりいいカップルになっている感じです。自分の身を恥じて、姿を隠すところがかわいい。いずれ結婚するんだろうけど、その時が楽しみだなあ・・・と思います。
あと、関羽の死が描かれたり、曹操の命が後半年と予言されたり、物語も終盤に向かっているのだろうか? という気がします。なかなか三国分立への道は険しいので、続きも楽しみです。「三国志」ってそもそもどうやって終わったっけ? 程度の知識もないので、その方がかえってその分だけ物語を楽しめているのかも知れない。次巻を待ちます・・・。
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4091720021