第７話「叱咤のごとく・・・」
背中の傷の話は、もっと引っ張る要素かと思ったのに、意外とあっさりと種明かしをしてきましたね。私はまたてっきり、ヴェッティ様に家族が殺されたときに、一緒につけられた疵痕かと思ったんだけどなあ。そういう忌まわしい因縁はないみたいで・・・。
ただ、この調子だと、ヴェッティ様の方も、ちゃんと入れ替わりを見抜いている感じだ。「けじめだ」とか言っていたけど、何もそこまでしなくても・・・という想いの方が強いかも知れない。女性の身体に傷を付けるなど、ジャンの方ももう少し考えるべきでは？ とどうしても思ってしまう。それだけ、決意が固かったと言うことなんだろうけど、彼女がそこまでするためのドラマが、やっぱり弱いように見えてもったいない。もっともっと陰惨なドラマにしてもおかしくないと思うんだけど・・・。
人民軍の本拠地は、本当に一般民衆の世界。ヴェッティ様方の貴族たちの世界とはやっぱり、一線を画して違うのか。庶民風の世界でしたね。以前、降りた惑星にいた人々とも微妙に違うみたい。
とりあえず、ミシェルがちゃんと女性だと言うことが判明したのは喜ばしい。ネット上で「実は男」といううわさが飛び交っていたので、「本当か？」と半信半疑で不安だったのだ・・・。
