星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ツバサ・クロニクル」第2シーズン第10話

第10話「時をこえるオモイ」

「修羅ノ国、紗羅ノ国」編は、出だしこそ「今ひとつかな〜??」という印象を受けたものの、ラストはすっきりときれいにまとめた感じがします。うっかり、感動してしまった・・・。(^^);

タイムパラドックスがどうこう言うより、小狼たち、「旅人」がその世界に入り込んだことによって、他人の運命を変えてしまった・・・というのは、結構、好きな落ちです。人の縁というのは、そういうものだと思うので・・・。そのままだと関係性が止まっちゃって、にっちもさっちもいかなくなっている状態があったとしても、無関係な第三者が横から入ってきて、少しだけそこに介入すると、状況が変化することもあり得るというのね。世の中、そういうものだと思います。

ネタが阿修羅王と夜叉王だから、やっぱり「シュラト」とかぶるんだけど、「シュラト」でもねえ、TV本編でガイがシュラトをかばって死んでしまうという落ちだったわけで、TVはそのまま終わっちゃったけど、逆に同人誌の方が盛り上がって、その後一人天空界に残されたシュラトが、ガイはもういない・・・、探してもどこにもいないんだと・・・泣いている話がいっぱい作られていたわけですよ。

そういう同人誌を、昔、せっせと買いしめておりました。同人誌の場合、そういう本の隣に「ガイとシュラト幸せ」本というのも並んでいて、それも含めて、「シュラト」本は昔、大量に買った覚えがあります。今じゃ、値段が付かないから、ろくに売ることも出来ないんだけど・・・。

それも含めて、「シュラト」同人誌は、本当にレベルの高い話が多かったように思います。まあ、ファンのひいき目ですが・・・。そういう意味で、ちょっと懐かしい感じがしました。

これは一種、CLAMP解釈の「シュラト」同人誌だったと、そう思ってもいいかも知れない。ラストがハッピーエンドだったところがなんか嬉しかったかも?(^^)