コミック41.「B'T X ビート・エックス」第4巻 車田正美 ホーム社漫画文庫
「リリーの死によって、私は知った。人間にとって、時にはウソも大事だと。いや、人に生きる希望や勇気を与えるウソなら、それはもはや、真実ではないのかと。だから、わたしは生涯ウソをつきつづけることにしたのだ。子供たちに神はいると・・・」
妹を失った男と愛する少女を失った男。で、二人は幼馴染みで親友だった・・・。こういう親友対決テーマは萌えますね。
上記の鳳のセリフは、車田先生の想いそのものなのかも知れないなあ・・・と、少し思いました。懺悔の物語としても、結構泣かせるものがあります。
「お前は心の中でずっとリリーって子に、謝り続けていたのだろう。リリーもとっくに許しているさ」「これで、懺悔の時間は終わりだ」
このまとめ方が、きれいでした。